この本の要点まとめ
- 人間は5つの基本的欲求(生存、愛・所属、力、自由、楽しみ)を満たすために行動している。
- リードマネジメントの5つの技術:リーダーシップ、個人の成長支援、水質管理、委任、仕組み化。
- マネジャーはメンバーの欲求バランスを理解し、信頼関係を築くことで主体的行動を引き出す。
📚 書籍情報
- タイトル:リードマネジメント 組織が変わる、メンバーが育つ、成果が上がる
- 著者:高木晴夫
- 出版社:アチーブメント出版
- 発売日:2022年3月11日
- ページ数:240ページ
- ISBN:978-4866431233

部下をもったらいちばん最初に読む本
こんな人におすすめ
- 部下がなかなか動いてくれず、悩んでいるマネジャー
- 「もっと信頼されるリーダーになりたい」と感じている人
- チームを“管理”ではなく“支援”で動かしたい人
読んで特に印象に残ったこと
この本のいちばんの肝は、
「人は自分で選ぶ生き物や」っていう【選択理論】の考え方やとわしは感じた。
例えばやけど、
いくら上司が「もっとこうしてくれ!」って言うたかて、
相手が「やろう」って選ばへん限り、行動って変わらへんのよ。
せやから大事なんは、
相手を変えたろって思う前に、自分が選ばれる存在になること。
これ、目ぇ覚めるぐらいグサッときたわ。
あと、メンバーの“左手(目的)”と“右手(行動)”を一致させるという考え方も、ほんまにしっくりきたわ。ただ行動を命じるんやなくて、本人が目指したい未来に向かって自然と動き出すように導く……これやな!って。
実際に行動に移したこと
この話、ちょうどマネジメントに悩んどった友人に「こんな考え方あるで」って教えてみたんよ。
営業の後輩に、効率的なトーク方法ばっかり教えてたらしいねん。でも本人は、いまいちピンと来てへんかったみたいやねん。
そこで「その子、何に一番喜び感じとるんやろ?」って一緒に話を深掘っていったら、「お客さんとのコミュニケーションが好きなんちゃうか?」って見えてきてな。
「ほな、ご褒美は“数字”やのうて、“お客さんからの感謝”なんちゃう?」って言うたら、友人も「それや!」って顔しててん。
それからは、「どうすればお客さんにもっと喜んでもらえるか?」って視点で関わるようにしたら、後輩の動きがガラッと変わったらしいわ。
まだ結果はこれからやけど、手応えはあるって言うてたで。
まとめ
『リードマネジメント』は、上司が指示を出す時代から、メンバーが“自ら動く”組織に変えるヒントをくれる一冊やった。信頼関係、目的の共有、水質(=職場の空気)……どれも現場にそのまま持ち込める内容ばっかりや。
もし今、メンバーとの関係に悩んでたり、チームがうまくまとまらんと感じてるなら、ぜひ読んでほしい。答えは“管理”の先にある“支援”にあるかもしれへんで!

部下をもったらいちばん最初に読む本
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